「さぁ、WEBライターとしての一歩を踏み出すぞ!」
と気持ちを新たに最初の一歩を踏み出そうと思い立ったものの
「どこで仕事をとればいいんだ?」
と、立ち止まっている人へ向けて本記事では主な案件の獲得経路となるクラウドソーシングサイトについて、紹介しています。
現状ではクラウドワークスとランサーズが主流ですが、スポット的に利用できるクラウドソーシングサイトも紹介していますので、ご確認ください。
未経験でも尻込みすることはありません。まずは、クラウドソーシングサイトでアカウントを育てていきましょう。
この記事でわかること
- それぞれのクラウドソーシングサイトの特徴
- クラウドソーシングサイトの見極め方
- クラウドシーシングサイトを使う時の注意点
目次
クラウドソーシングサイトを選ぶ時の見極めポイント
利用するクラウドソーシングサイトの見極めポイントを4つ、紹介します。
見極めポイント
- ライティングの案件数の多さ・知名度
- 使いやすいUI
- 改善の頻度と意見の通りやすさ
- セミナー・グループワークを開催している
ライティングの案件数の多さ・知名度
クラウドソーシングサイトを選ぶ時は、シンプルに案件の多さと知名度で決めても問題はありません。
クライアントは反響が欲しいので、それなりの規模のクラウドソーシングサイトで募集を出します。
選ばれにくい小さなクラウドソーシングサイトをあえて選ぶ理由もありません。
よほど専門性が高い分野でもなければ、大きなクラウドソーシングサイトを選びましょう。
使いやすいUI
応募・提案の通りやすさには直接関係ありませんが、マイページや案件の一覧、仕事を探すときの絞り込みなど、画面の見やすさも大事な要素です。
その他、クライアントとメッセージをやり取りをする際の機能や、報酬管理画面、受け付けた案件の進捗状況を表示する画面など、できる限り見やすいサイトを選びましょう。
管理画面が見にくいと思わぬ見落としだけでなく、微妙なところでイライラしてしまうため、精神衛生上よくないです。
改善の頻度と意見の通りやすさ
最近ではSNS上でのユーザーの意見をダイレクトに取り入れる企業が増えています。
ネット上でビジネスを展開するクラウドソーシングサイトなら、より先駆けてネット上での意見を取り入れてしかるべきです。
使いやすさを重視するために、改善の頻度が多いクラウドソーシングサイトを選びたいところです。
ランサーズはXでのポストに反応してくれることがあります。改善の頻度も多いため、みんなでより良いサイトに作り上げる感覚は強いです。
セミナー・グループワークを開催している
セミナーや知識、経験を共有するためのグループワークが頻繁に開催されているクラウドソーシングサイトなら学びも大きいです。
WEBライターになりたての頃は、案件獲得に関するセミナー・グループワークはとても参考になります。
実際にクラウドソーシングサイト上で活躍している人が教えてくれるため、再現性が高いです。
仲間を作るきっかけにもなるので、プラスになることが大きいです。
セミナー・グループワークを開催は、クラウドソーシングサイト選びの大事なポイントとなるでしょう。
おすすめクラウドソーシングサイト7選
これから紹介する7つのサイトは、3つの条件を元にピックアップしました。
ピックアップしたサイトは次のとおりです。
おすすめクラウドソーシングサイト
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- ライターステーション
- サクラサクワークス
- EDILENT(エディレント)
- びるどる
ランサーズ
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
依頼形式 | タスク形式/プロジェクト形式/コンペ形式 |
システム利用料 | 支払い報酬のうち5%~20% |
ライティングの案件数 | 629件※2024年5月19日時点 |
サイトURL | https://www.lancers.jp/ |
現在、私がメインで使っているクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスに比べると、案件数、ユーザーともにかなり少ないです。
その分、競争率も低くなっています。
案件が少ないのに獲得できるのか?と疑問に感じる人も多いかと思いますが、思いの外、獲得率は悪くありません。
セミナーやグループワーク開催の頻度も、見逃せないポイントです。
元々の案件数の少なさから、時期によっては案件数がかなり少なくなる点は注意ポイントです。
個人的には、画面の見やすさや使いやすさはランサーズの方が良いと思い、長らく使い続けています。
クラウドワークス
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
依頼形式 | タスク形式/プロジェクト形式/コンペ形式 |
システム利用料 | 支払い報酬のうち5%~20% |
ライティングの案件数 | 2,239件※2024年5月19日時点 |
サイトURL | https://crowdworks.jp/ |
クラウドソーシングサイトといえばクラウドワークス、というくらいに知名度が高いサイトです。
それだけにWEBライティング案件、ユーザー登録数もダントツです。
ランサーズと異なり、出来たての弱いアカウントでもスカウトメールが来るのはクラウドワークスの特徴です。
スカウトメールが来て喜んだのも束の間、内容がものすごい低単価案件だった!ということもよくあります。
ランサーズの認定ランサーは簡単になれますが、クラウドワークスのプロクラウドワーカーは達成条件が厳しく価値があります。
クラウドワークスでアカウントを育てる人は、プロクラウドワーカーになることを目標にすると良いでしょう。
称号を手に入れれば差別化ができるため、案件獲得はかなり楽になります。
私は先にランサーズのアカウントを強くしてしまったために、クラウドワークスはメインで使わないようになりました。
中には、両方のアカウントが強い人もいます。自分の作業量の少なさを恥じるばかりです。
依頼を出す時は、クラウドワークスを利用しています。
ココナラ
運営会社 | 株式会社ココナラ |
依頼形式 | タスク形式/プロジェクト形式/コンペ形式 |
システム利用料 | 販売側22% |
ライティングの案件数 | 9,109件※2024年5月19日時点 |
サイトURL | https://coconala.com/ |
ココナラは自分のスキルを売買できるマーケットとして、日々多くのユーザーが利用しているサイトです。
サービスのカテゴリーは450種類以上におよびます。
賑わいを見せているカテゴリーは、似顔絵、イラスト、漫画、などです。
自分のスキルを公開して、反響を待つスタイルが基本です。
自分の似顔絵アイコンを作成しようと考えた時に、ココナラに行き着く人は多いのではないでしょうか。
ライティングのスキルも公開されていますが、似顔絵やイラストに比べると、それほど賑わっている感はありません。
メインで利用するというよりは、可能性を拾うために出しておく感覚で良いのではないでしょうか。
ココナラ " target="_blank" rel="noreferrer noopener">ココナラ
ライターステーション
運営会社 | Zenken株式会社 |
依頼形式 | 依頼受注 |
システム利用料 | 不明 |
ライティングの案件数 | 不明 |
サイトURL | https://writer-station.com/ |
ライターステーションは、クローズ型のクラウドソーシングサイトです。
運営会社のZenken株式会社が抱えている案件を請け負います。
ライターステーションに登録するには、テストライティングをクリアしなければいけません。
メンバーの募集は、たまに行う程度です。
以前、Zenken株式会社が運営するオンラインサロンに所属していた時に、ライターステーションの仕事を受けたことがあります。
文字単価はオープン型のクラウドソーシングサイトよりも高かったです。
良いライティングをしてくれる人にはしっかり仕事を出しているようなので、メンバーになって認められれば、WEBライターとしての基盤を築くこともできそうです。
気になる人は、Zenken株式会社が運営しているオンラインサロンからメンバーを目指してみてはいかがでしょうか。
サクラサクワークス
運営会社 | サクラサクマーケティング株式会社 |
依頼形式 | 依頼受注 |
システム利用料 | なし |
ライティングの案件数 | 非公開 |
サイトURL | https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/works/worker/ |
サクラサクワークスは、サクラサクマーケティングが運営しているクラウドソーシングサイトです。
サクラサクマーケティングは、長らくSEO専業業者として事業継続してきた実績から、多くのライティング案件を抱えています。
サクラサクマーケティングが請け負っている案件の中から、WEBライティングの領域をサクラサクワークスで依頼しています。
案件は少ないもののスカウトが多く、単価が高いと評判は上々です。みたところ、ある程度の実績がある人向けのような内容になっています。
実績を積み上げた人は、挑戦してみる価値はあるクラウドソーシングサイトです。
EDILENT(エディレント)
運営会社 | CROCO株式会社 |
依頼形式 | 公募とオファー |
システム利用料 | 不明 |
ライティングの案件数 | 非公開 |
サイトURL | https://edilent.biz-samurai.com/ |
WEBライターと編集者に特化したクラウドソーシングサイトです。クライアントとWEBライター、編集者とマッチングします。
案件数は少ないものの、WEBライターに特化したサイトということもあって、案件は探しやすいです。
文字単価高めの案件も見かけるため、チェック対象に入れても良いのではないでしょうか。
募集要項はある程度の実績がある人を求めているケースが多いです。
実績を積んでいる人で、高単価案件獲得の機会を増やしたい人は検討してみてみはいかがでしょうか。
びるどる
運営会社 | 株式会社ウェルビーイングス |
依頼形式 | 応募と依頼受注 |
システム利用料 | 30% |
ライティングの案件数 | 非公開 |
サイトURL | https://buildru.jp/ |
びるどるは、クラウドワークスやランサーズに似たクラウドソーシングサイトです。
以前、東晶貿易株式会社というところに営業メールを送信したら、びるどるを紹介された経緯あり、会員登録しました。
現在、運営会社は株式会社ウェルビーイングスへ変更されています。
登録には審査あり、とされていますが、審査は案外あっさり通過します。
案件の数は少なめで、人が能動的にマッチングを仲介するシステムです。
イメージ的にはフリーランスエージェントに近いかもしれません。
営業の電話もたまに入ります。
営業獲得のための研修なども開催しており、やがては案件が回るようになる可能性もあります。
しかし、システム利用料が30%とかなり高いため、私は自然と利用しなくなりました。
クラウドソーシングサイトを使う時に注意すべきポイント
クラウドソーシングサイトを利用する時に注意すべきポイントを3つ、紹介します。
注意すべきポイント
- 強いアカウントを育てることに注力する
- 内容が薄い案件に提案するときは先に疑問点を質問する
- 案件に合わせて提案文をしっかり考える
強いアカウントを育てることに注力する
クラウドワークスやランサーズでは、アカウントの強さが明暗を分けると言っても過言ではありません。
案件に対して応募が多すぎる場合、クライアントは最初にアカウントの実績をみて良さそうな人をピックアップします。
提案文をしっかりみてくれるクライアントもいますが、可能性を拡大するためにもアカウントを十分に育てることはとても大切です。
WEBライティング始めたての頃は、クラウドワークスやランサーズどちらか一方に絞ってアカウントを強くすることをおすすめします。
内容が薄い案件に提案するときは先に疑問点を質問する
募集案件の内容をしっかり記載してくれるクライアントもいますが、いまいち方向性が定まっていないまま案件募集をしているクライアントもいます。
内容は薄いものの高単設定がされており、諦めきれない場合は、必ず不明点を質問してクライアントの応募背景を探りましょう。
質問をしても明確な答えが返ってこない場合、嫌な思いをする可能性が高いので、思い切って諦めた方が良いです。
何を目指して記事作成したら良いのかわからない案件は、かなりの徒労を強いられます。
案件に合わせて提案文をしっかり考える
提案文は案件ごとにしっかりと考えましょう。
テンプレートを駆使して大量の案件に提案文を出す方法もありますが、効率が悪いのであまりおすすめできません。
提案文のファーストビューは、案件に対して自分が何をできるか明らかにします。
多くの案件の内容になんとなく当てはまるテンプレート提案文よりも訴求力が高いです。
提案文の後半部分は、今までの実績をまとめたテンプレートでもかまいません。
最初に目に入るエリアで自分のアピールポイントを的確に伝えられるかが運命の分かれ道です。
まとめ まずはアカウントの実績を積み上げましょう
クラウドソーシングサイトは、賑わっているサイトを中心に選びましょう。現状ならクラウドワークスかランサーズの2択になります。
余裕が出てきたら他の特化型サイトをスポット的に利用すると良いです。
左所のうちは、一つのサイトのリソースを集中投下して、アカウントを育てることに注力しましょう。
クライアントの募集背景を理解してしっかりした提案文を提出できれば、未経験でも案件獲得は可能です。
クラウドソーシングサイトの活用術を別の記事にまとめていますので、ぜひ参考にご確認ください。