案件獲得

WEBライターの基本的な営業方法とは?直接営業や指名が入るWEBライターについても紹介

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「クラウドソーシングサイト以外で新規案件を獲得するには?」

「直営業で高単価案件を狙いたい!」

このように、新たなステップへ踏み出そうとしているWEBライターの方へ向けて、本記事ではクラウドソーシングサイト以外で案件を新規獲得する方法について詳しく説明しています。

記事の後半では、「そもそも営業なしでも案件を回すにはどうしたらいい?」という疑問に答えるべく、指名されるWEBライターについての説明もしています。

案件獲得に悩んでいる人は、ぜひ記事内容をご確認ください。

この記事でわかること

  • WEBライターの案件獲得方法
  • 直接営業を成功させるには
  • クライアントとのやり取りで気を付けること
  • 指名が入るWEBライターになるには

直接営業の反響は?そもそも成果はあるのか

「不特定多数の会社へ大量のダイレクトメールを送っても見てもらえるのか?」という疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

あらゆる営業メールの中に埋もれてそのまま削除されそうな気もしますが、実は思いの他反響はあります。

コーポレートサイトのリクルートページから応募した場合も同様です。

WEBライターが足りていない状況を反映しているのかもしれません。

クライアント側は送られてきたポートフォリオの内容をしっかり読んで、ライティングスキルや特定分野の知識を確認しています。

直接営業する時は提案できるポートフォリオが完成してからにしましょう。

WEBライターの基本的な営業方法

WEBライターが新規案件を獲得する時の主な営業方法を4つ、紹介します。

基本的な営業方法

  • ダイレクトメール
  • SNS
  • コーポレートサイトのリクルートページ
  • 求人サイト

ダイレクトメール

広告代理店やWEB制作会社、SEOコンサル会社、記事作成代行会社などのお問い合わせフォームからポートフォリオ兼提案文を送信します。

私の場合、できるだけ満遍なくアタックしたかったので、東京を始めとする首都圏や大阪、名古屋、仙台、福岡など、主要都市に分けて営業メールを送っていました。

できれば自分が住んでいる地域の会社へ重点的にアタックした方が良いです。

後々、直接ミーティングに呼ばれたり、取材への同行をお願いされたりすることがあります。

ダイレクトメール営業は、基本的に数多く当たる作戦です。案外反響はあります。しかし、ある程度しっかりした実績、またはポートフォリオがなければ反響は見込めません。

クライアントによると、WEBライターの営業メールはよく来るものの、文章がしっかりしていないと返信しないそうです。自信がない人は先にクラウドソーシングサイトでWEBライターの文章作成に慣れつつ、実績を作りましょう。

SNS

SNSで実績を発信し続けると、SNSから案件を獲得できる可能性が高まります。

一方で、WEBライターはSNSを使わずに、クライアントワークのみに集中するべきという考え方もあります。

なぜ二つの意見が混在しているのでしょうか。それは、自分自身を発信し続けて販路を開拓できる可能性がある一方で、SNSでの悪態が依頼に影響するためです。

WEBライターブロガーやインフルエンサーに比べて、属人性の高い仕事ではないため、無理にSNSを使う必要はありません。

とはいえ、比較的高単価な仕事を獲得できることもあるため、SNSのアカウント管理に自信がある人は利用すると良いでしょう。

コーポレートサイトのリクルートページ

WEB制作会社やSEOコンサル会社、記事作成代行会社のコーポレートサイト、またはオウンドメディアでは高確率でライターを募集しています。

求人を出していない会社にアタックするには、コーポレートサイトから応募するしかありません。

ライター募集している会社は、記事作成のリサーチ時に発見します。

記事作成のリサーチ段階で、よくまとめられている見やすいWEBサイトを見つけたら、運営会社を調べてみましょう。

運営会社のコーポレートサイトにライター募集の項目があればラッキーです。あとで忘れずに応募しておきましょう。

仮に応募していなくても、WEBディレクターなど関連がありそうな職種の募集があれば応募してみる価値はあります。担当者の目に止まって反響があるかもしれません。

求人サイト

求人応募の場合、求人ポータルサイトのインディードから応募すると効率が良いです。WEBライターの求人に設定しておくと、新規求人を逐一知らせてくれます。

雇用形態は正社員やパート、業務委託など色々あります。勤務形態は在宅と通勤が半々くらいの印象です。

たとえアルバイトでも、記事制作会社やSEOコンサル会社で働くのはとても良い経験になります。

募集があれば応募してみましょう。発注側の視点でWEBライターを見れるため、クライアントの考えていることがよくわかります。

勉強でなく純粋に記事作成で報酬を得たい場合は、時給労働はお勧めしません。

ある程度のスキルがあれば、業務委託として文字単価で仕事をした方が報酬が高いです。

求人サイトから応募した場合は、多くのケースでテストライティングが実施されることも念頭に置いておきましょう。

営業を成功させるポイント

ダイレクトメール営業においては、次の2つが成功のポイントと言っても差し支えありません。

DM営業成功のポイント

  • 一目見ると内容がわかる程度の提案分
  • 自分ごと化ができる内容

ダイレクトメールの内容を見るということは、それなりにライター需要がある、何かしら思うところがある、ということです。

見やすい提案文の中に「これは正しく自社のこと!」というような内容が書かれていると、真剣に検討してくれます。

・何ができるのか、いくらかかるのかもわからない
・つまりどういうことなのか?内容がいまいち不明

このような内容だと、せっかくのチャンスを獲得しても問い合わせには繋がりません。

テキストは、話して伝えるよりも具体的に相手に伝わりやすいメリットがあります。テキストを良さを最大限に活かして、問い合わせに繋げましょう。

直接営業に最適な提案文を説明している記事を用意していますので、ぜひ合わせてご確認ください。

【例文あり】WEBライターの提案文には何を書けばいい?クライアントに刺さる提案文作成のポイント

直接契約の単価の考え方

クライアントに外注の規定がない場合、反響があった時に記事単価または文字単価はいくらですか?と聞かれます。

費用を聞かれることが多いので、あらかじめポートフォリオ兼提案文に出前のメニューのように費用を書いておくのが良いです。

そうすると反響があった時点で、報酬の取り決めがスムーズに進みます。

費用を聞かれた場合、文字単価は言い値みたいなものなので、こちらで自由に決められます。

高すぎる単価では話が飛んでしまいますし、安すぎるともったいないので難しいところですが、いつもクラウドソーシングサイトで受注している文字単価よりも少し高いくらいで調整してみると良いです。

例えば、いつも1.5円で仕事をしている人は2円、という具合です。

契約内容全般について

直接営業にて仕事を獲得すると、契約全般の事務手続きを自分で対応しなければいけません。

契約全般について、2つのポイントにて説明します。

契約内容の確認

  • 締め支払いと請求書の確認
  • 契約書の取り交わし

締め支払いと請求書の確認

クラウドソーシングサイトの場合、支払い関連はプラットフォーム側が対応してくれますが、直接営業の場合、自分で対応しなければいけません。

初回の打ち合わせの段階で、締め支払いと請求書の提出締切日、請求書のフォーマットなど細かいことを全て確認しておきましょう。

源泉徴収の有無やインボイス対応についても事前の確認が必要です。

できれば、一般的な商習慣に倣って初回は前払いが望ましいです。

契約書の取り交わし

契約書の取り交わしが必要なケースもあります。

稀に紙の契約書に押印して郵送するケースもありますが、ほとんどの場合は電子押印です。

念の為契約書の内容は一通り目を通しておきましょう。契約期間に関する取り決めが記載されていることもあります。

営業しなくとも仕事が入るWEBライターになるには

営業の方法を探してはいるものの、実際には「案件が多すぎて営業している暇がない!既存顧客でも十分」と言えるWEBライターになりたい人がほとんどではないでしょうか。

面倒な営業無くして勝手に仕事が入ってくるWEBライターになるための基本的な方法を2つ、紹介します。

営業いらずのWEBライターになるには

  • また頼みたいと思えるライターになる
  • SNSで横の繋がりを強化する

また頼みたいと思えるライターになる

最初の取引の時点で、また依頼したいと思ってもらえると、自然と顧客が増えていきます。

特に難しいことをするわけではなく、当たり前のことを当たり前に実行できることが大切です。

また依頼してもらうためになすべきことを4つ、考えてみました。

リピートを得るためになすべきこと

  • クライアントの手を動かさないきめ細かい配慮
  • 手直しの必要がないほどの高レベルな品質
  • こまめな進捗報告と納期の前倒し
  • ドライに感じさせないコミュニケーション能力

何気に4つ目のコミュニケーション能力は大切です。

いくら品質がよく納期前倒しで納品してくれても、やり取りが機械的であればあるほど記憶に残りにくいライターになってしまいます。

すぐに継続依頼がないケースもあるので、依頼が発生した時に思い出してもらえるか?という点が大切です。

「とりあえずこの人で」ではなく、「この人に依頼したい!」と思ってもらえるようになれば、毎回新規営業のために時間を割かなくても仕事が途切れなくなります。

SNSで横の繋がりを強化する

SNSでWEBライターやWEBデザイン関連の人、SEO関連の人などとの繋がりを持っておくと、何かのきっかけで記事制作の声をかけてもらえる可能性があります。

また、自分の仕事が抱えきれないほど増えた場合に、誰かに仕事を依頼できる利点もあります。

とはいえ、SNS運用でよくある「有益なことを発信し続ける」タイプの運用は声がかけにく印象を与えてしまうため、やめた方が良いです。

最初から仕事に繋げるつもりでSNS発信をすると、高確率で失敗しますので、仲間を作る意識でスタートした方がうまく運用できます。

フリーランスは何かと孤独になりがちです。仕事の獲得以外にも、話をしやすい仲間やコミュニティを作っておきたいものです。

まとめ 相手に伝わる提案文で新規顧客を獲得しましょう

本記事のポイント

  • 直接営業の主な方法はダイレクトメール営業
  • 相手に伝わりやすい提案文をしっかり考える
  • 単価交渉と事務手続きは重要
  • 指名が入るWEBライターになることも考えておく

「WEBライターが直接営業で仕事が取れるとか、都市伝説では?」と考えている方もいるかもしれませんが、案外反響は得られます。

ただし、最低限のライティングスキルと実績、相手に伝わる提案文がなければ反響を得るのは難しいです。

直接営業へ移行する前に、まずはクラウドソーシングサイトで十分に経験を積んで、アピールできる実績を作りましょう。

一つ一つの案件を丁寧にこなして、やがては営業せずとも指名が入るWEBライターを目指したいところです。

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晴嵐

ランサーズを中心にWEBライターとして活動中です。 2024年時点での実績は300件オーバー 案件獲得のノウハウやWEBライターの稼ぎ方を発信していきます。

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